2019くろわぜ旅行記

2019年11月、ドイツ・ヴッパタールとパリへ観劇旅行に行ってきました。

デュッセルドルフでRosas観劇



2019年 11月18日(日)15:00開演

tanzhaus nrw Düsseldorf
BARTÓK / BEETHOVEN / SCHÖNBERG
Anne Teresa De Keersmaeker / Rosas
バルトーク「弦楽四重奏曲第4番」は、1989年のRosas初来日公演で上演された1986年の超名作。生で観るのは?え〜っと・・・わ〜っ!30年振り!!
近年パリ・オペラ座バレエ団でも上演されていて、TV放映もありました。(どこかで読んだんだけど、その時のダンサーがオペラ座からRosasに移籍したとか?)




なんせ1989年の初来日公演は、my観劇史の中でも事件と呼べる程の衝撃で、今でも関内ホールのどの辺りから観たかとか、その場の空気を容易に思い出す事が出来る。当時放送されていたエンタテインメント紹介番組で、ゲント大学で撮影されたビデオが紹介され、嫌という程見返したものです。今見ても格好良すぎて泣ける。
Hoppla!(映像作品)

で、このHoppla!の映像と、来日公演での関内ホールでの刷り込みがあまりにも強烈過ぎて、上演順はバルトークが絶対最後だと思い込んでいた私。4人のダンサーが出てきてやっと「え・・・?これ最初にやるの??」と数分動揺してしまった・・・。



若いダンサーの皆さんはとてもお綺麗でぴっちぴちなんだけど、何か違和感を感じてしまう。
そりゃ振付家本人含むオリジナルメンバーと比べてはいけないんだろうけど、なんかちょっと色っぽすぎるというか、ウエット。
もっとギスギスしてて欲しかったかな。メイクは薄めにして欲しい。
そして出来れば池田扶美代さんの役の人は前髪ぱっつんに切って欲しい。
ガランとした美術館の様な空間が似合う作品だけれど、今回は他の作品との兼ね合いもあってか、密室感ある美術で、そこもちょっとイメージ違った。
コーチの池田扶美代さんも勿論いらしていて、指導だけじゃ勿体ない。一作出演して欲しかったな。今のアンヌテレサ、今の扶美代さんでデュオ作品とか創って欲しいなああああ。
ともあれ、Rosasがこれだけ長く存続して、世界中で数チーム同時に公演をし続けている事がしみじみ嬉しく素晴らしい事だなあとか、色々な事を考えながら観てしまった。




他の二作は、自分の集中力の配分が上手くいかず、強い印象は残らなかったけれど、曲の予習をして臨むべきだったかな。


<tanzhaus nrw Düsseldorfメモ>
  • デュッセルドルフ中央駅出口から約10分、途中に高速バスの乗り場があった。
  • 公演前のカフェはかなり混むらしい。
  • 劇場のバーはカフェとまた別にある模様。(劇場のバー好き)
  • ここもまた開演10分前位まで客席に入れてくれない。
  • 周りには飲食店あまり無し。もっと殺風景な所を想像していたけれど、そうでも無かった。

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